口約束でお金を借りると返済義務はどうなるのか

友人や知人など親しい人からお金を借りる時に、返済について口約束で済ますことはよくあります。お金を借りたら返すのが人としての義務ですが、口約束だけの場合、法的に返済義務が生じるのでしょうか。

■口約束でも法的な効力は発生する
日本の法律によると、口約束によるお金の貸し借りでも法的な契約になります。ただ、約束した時点ではなく、お金を渡した瞬間から契約が成立するところが契約書と違う点です。いずれにせよ、お金の貸し借りがあった時点で法的な効力が発生するので、延滞した時は損害金も発生しますし、利息の支払いについても請求できるようになります。

■お金の貸し借りはトラブルの元
お金を借りる場合も貸す場合も、本来なら貸借契約書を交わして、返済期限やその間の利息、遅延が生じた時の損害などについて共有するべきでしょう。しかし、友人間などの親しい間柄で契約書を交わしてお金の貸し借りをしている人は多くありません。しかし、文書に残さなかったばかりに、後で言った言わないの押し問答となり、人間関係を悪化させることがあります。ちゃんと返してくれたとしても、1日でも約束の日から遅れただけで、貸した方としては返さないつもりではないかと疑心暗鬼になるものです。ですので、親しい間柄だからといって安易にお金の貸し借りをするべきではありません。